北海道糖業の砂糖製品には、一般市販品として『ほのぼの印グラニュ糖』と『ほのぼの印上白糖』の2種類があります。
その他に、業務用として『ビートグラニュ糖』、『精製グラニュ糖』、『精製上白糖』があります。
『グラニュ糖』は、砂糖の純度が99.9%で、さらさらとした結晶の製品です。
『上白糖』は、砂糖の他にブドウ糖と果糖が1.0%程度含まれています。
そのため、甘さの感じ方が『グラニュ糖』よりも早く、しっとり感のある製品となっています。
北海道糖業の砂糖製品には、三温糖のような茶色い製品はありません。
北海道糖業の砂糖製品には、ミネラル分を含んだ砂糖製品はありません。
砂糖には、賞味期限や消費期限の設定がありません。
なぜなら、砂糖は品質が長期間安定している食品であることから、表示義務が法律(食品衛生法)上ありません。
砂糖は、品質が長期間安定している食品なので、適切に保管をしていただければ、数年は問題なくお使いいただけます。
ただし、弊社といたしましては、より安心してお使いいただくために、自主設定ではありますが、製造後2年を品質保証期間とさせていただいておりますので、その期間内にお使いいただくことをお勧めいたします。
一般市販品は、500g製品は『ほのぼのくん』が表示されている面の右下側に、1kg製品は『ほのぼのくん』とは反対の面の右下側に黒字で印字されています。
業務用は、製品名とは反対側の面でミシン掛けがされている方の末端中心部に印字されています。
表示内容は、6桁の数字となっています。読み方は、西暦末尾二桁+月+日となります。
表示例 2023年1月12日に製造した製品の場合、『230112』と印字されています。
砂糖は、品質が長期間安定している食品ですが、水分やにおいを吸収しやすい性質を持っています。
ポリ袋のままでの保管は、ポリ袋が水分やにおいを通してしまうので、砂糖が固まったり、臭いが移ったりすることがあります。
そのため、長く安定してお使いいただくためには、密閉のできる容器に砂糖を移し替えて保管する事をお勧めいたします。
また、砂糖は虫を寄せ付けることがありますので、虫が寄ってこない場所に保管をして下さい。
砂糖を製造する時に漂白剤を使用することはありません。
砂糖の主成分は、ショ糖という物質ですが、純粋なショ糖は無色透明の結晶となります。
砂糖が白く見えるのは、結晶の表面で光が乱反射しているためです。
弊社の砂糖製品は、原料てん菜から糖分を抽出し、安全な方法で純度を高めた糖液から結晶を析出させていますので、安心してご使用ください。
北海道糖業の砂糖製品には、原料てん菜や製造時に使用している用材を含めてアレルギー物質を含んだものを使用しておりません。
また、製造工場は砂糖専用となっていますので、他から混入する事もありません。
北海道糖業の砂糖製品には、牛骨炭など動物由来の原材料は使用しておりません。
一括表示欄に記載する場合は、『砂糖』または『グラニュ糖』と表示して下さい。
製造地を表示したい場合は、砂糖(国内製造)もしくは砂糖(北海道製造)という表示ができます。
原料原産地を表示する場合は、砂糖(てんさい(国産))、砂糖(てんさい(北海道産))という表示できます。
また、一括表示欄に『てんさい糖』の表示をしたいというお問い合わせがありますが、表示違反となる可能性があります。
表示に関しましては、消費者庁もしくは最寄りの保健所にお問い合わせいただくことをお勧めいたします。
商品パッケージ等、一括表示欄以外で表示する場合は、弊社から特別ご指定するような事項はありませんが、『砂糖』または『グラニュ糖』以外の表現で甘味料に関する表示を行う場合、他社様の製品名と混同もしくは誤認される可能性もありますので、表示につきましては注意をお願いいたします。
一括表示欄同様、表示に関しましては、消費者庁もしくは最寄りの保健所にお問い合わせいただくことをお勧めいたします。
北海道糖業の砂糖製品には、原材料として『部分水素添加油脂』は使用しておりません。
また製造工場は砂糖の専用製造ラインであり、コンタミネーションの可能性もありません。
北海道糖業の砂糖製品は、『ヴィーガン』認証は取得しておりませんが、製造時に動物由来の物質を使用しておりません。
また、製造工場は砂糖の専用製造ラインであり、コンタミネーションの可能性もありません。
北海道糖業の砂糖製品は、製造時に動物由来の物質や「キトサン」を使用しておりません。
また、製造工場は砂糖の専用製造ラインであり、コンタミネーションの可能性もありません。
日本では、砂糖の原料となるてん菜を北海道でのみ栽培しています。
てん菜の種子は、遺伝子組み換え技術を使用しておりませんが、適正に農薬を使用して栽培を行ってますので、有機てん菜には該当いたしません。
よって、北海道産有機てん菜100%のてん菜糖というものはございません。
北海道糖業の砂糖製品は、『ハラール認証』を取得していますが、『コーシャ認証』は取得していません。
原料『てん菜』は、「ビート」「砂糖だいこん」とも呼ばれるヒユ科の植物になります。
※ヒユ科には、ほうれん草などが属しています。
砂糖製造用の『てん菜』は、北海道でのみ栽培されています。
『てん菜』は、寒暖差が大きくなると、根部に糖分を多く蓄積しますので、寒冷地に適した作物となります。
その年の天候状況にもよりますが、おおむね16%程度の糖分が含まれています。
『てん菜』には、遺伝子組み換えを行った品種もありますが、国内(北海道)で砂糖の原料用として栽培されています『てん菜』には、遺伝子組み換えを行った品種は使用されていません。
農薬は農薬取締法に基づいて、残留などの安全性の観点から登録時に使用基準が決められています。
残留農薬につきましては、平成18年に改正された食品衛生法のポジティブリスト制度に基づいた残留基準値を遵守するように取り組みを行っています。
具体的には、原料『てん菜』は、各地区のJAを通じて耕作者と契約を結んで栽培されていますが、契約内容に「安全性が確認された農薬の使用」「農薬の使用基準の遵守」「栽培履歴の記帳」が記載されており、その確認を行っています。
原料『てん菜』は、毎年公的分析機関により分析を行い、農薬の残留がないことを確認しています。
原料『てん菜』は、毎年公的分析機関により分析を行い、放射性物質が検出しないことを確認しています。
ビートの生育状況にもよりますが、10月中旬頃より開始し、降雪前には全て掘り起こして収穫するようにしています。
原料『てん菜』をスティック状(フライドポテトをイメージしていただくとわかりやすいと思います。)に刻み、温水に浸すことで温水中に糖分が移動します。
北海道糖業の砂糖製造工程では、牛骨炭、キトサンなど動物由来の原材料は使用しておりません。
北海道糖業で使用している「活性炭」は「おが粉」を由来としています。
砂糖の原材料は『てん菜』のみとなります。
加工用の材料は製糖所によって多少異なりますが、「石灰」「ソーダ灰」「イオン交換樹脂」「ろ過助剤」「活性炭」などを使用しています。
糖分がなくなった『てん菜』は、『ビートパルプ』の製品名で牛の飼料として加工・販売しています。
グラニュ糖や上白糖のように純度が極めて高い製品の場合、違いはありません。
三温糖などのように着色している製品であれば、原料に含まれている成分の違いが多少感じられる可能性はあります。
北海道糖業は、食品安全マネジメントシステムの国際規格である『FSSC22000』の認証を取得しています。
北海道糖業は、品質マネジメントシステムの認証として『ISO9001』を取得しています。
北海道糖業は、労働安全衛生のマネジメントシステムとして『ISO45001』の認証を取得しています。
砂糖製造業は「食品衛生法施行令」第32条に規定される営業許可の届出が必要な32業種の対象外のため、営業許可証は取得していません。
ただし、令和3年に行われた食品衛生法の改正に伴い、営業届出制度が創設されたことから届出を行っています。