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パラウェブフェンス B50-00

パラウェブフェンス B50−00

『パラウェブフェンス』は英国製でポリエステルを芯材とし、その周囲をポリエチレンで被覆した幅5cmのベルトで、このベルトを縦糸、横糸として目の粗いネット状に編みこんだ構造の新しいタイプの防風フェンスです。

抗張力、耐磨耗性、耐腐食性に優れ特に景観、耐用年数、防風効果に特徴があります。

欧州では道路、鉄道をはじめ農業、競技施設など幅広い分野で利用されており、道内には1995年に導入され現在までに61ヶ所で実証展示試験を行い、防風雪・畜舎の換気などにて高い評価を得て、1997年以降販売しております。

パラウェブフェンス 規格

品名コード 商品番号 規格(高さ×長さ) 強度(s) 色  縦ベルト間隔(m)
043050 B50-00 2m×20m 165 0.5

1本の重量
:約18s 40u

品質保証(工業規格)
:BS 5750(英国標準規格)承認
:ISO 9002(国際標準化機構)承認

パラウェブフェンス 特徴と比較

  パラウェブフェンス 従来品(防風ネット)
用途 防風、遮光、防雪、防塵など
特に防風、防雪に効果大    
防風、遮光など幅広い                
防風性能 最大防風率90%
(風洞実験 高さ×8倍の距離) 
最大防風率30%
(同左)         
耐用年数 欧州では10年以上 2〜4年
利便性 通年設置、目詰まりなし 降雪地は冬期間取外しが必要
目詰まりによる能力低下が深刻 

風と防風

防風フェンスの基本的な役割とは自然の風の流れを制御し、風下側に比較的風の穏やかな地帯を作り出すことです。以下の例は防風フェンスの機能を示しています。

1.自然の風の流れの中に一枚板の防風フェンスを設置した場合

自然の風の流れの中に一枚板の防風フェンスを設置した場合
防風効果は近距離の範囲

風は防風フェンスを越え風下側に気圧の低い部分的な真空域を作るため、風の流れを下方に引き寄せてしまい、防風効果は近距離の範囲にとどまります。

2.パラウェブフェンスを用いた場合

パラウェブフェンスを用いた場合
防風効果が高まり遠くの範囲までカバー

風は拡散されて防風壁を通り抜け風下側に流れます。

防風壁によって速度を抑えられた風と自然の風の速度はほぼ釣り合っているので、風の流れが下方に引き寄せられる状況は起こり難くなります。

このため防風効果が高まり遠くの範囲までカバーすることができます。

防風効果試験

防風効果試験

  • 上記表の通り本品の場合、フェンスの高さの8倍の距離で最大の防風効果がありグラフのように効果は30倍の距離に及びます。
  • 板壁はフェンス後部の至近距離では高い防風効果を示しますが距離が増えるにつれ急激に減衰します。
  • 防風網は板壁と比べ減衰傾向は少ないですが防風効果は劣ります。

防雪効果

防風フェンスを用いて道路、鉄道などでの吹雪を抑える試みはすでに確立されています。本品は風速を雪の移動が起きる数値以下に抑え防雪フェンスとして機能します。

防雪効果

1.どのように防雪フェンスは効くのか

先に記述した通り本品は渦巻きを発生することなく風速を抑えることにより、雪の粒子を運ぶエネルギーが減りフェンス下方に着地します。

雪のメカニズムは多くの粒状物質と共通です。軽い雪粒子は持ち上げられ風速により平衡状態になるまである程度の距離を移動します。重い粒子は空中に浮かんでいられないので地表をバウンドしたり、間欠的に跳躍したりして移動します。

あるレベル以下に風速が落ちると吹き溜まりが生じます。この作られた吹き溜まりに次々降ってくる雪の粒子が着地するので雪の少ないある一定の区間が出現します。ある一定区間の距離はその都度天候状況により変化しますが、おおよそフェンスより20〜30mの範囲と思われます。

2.風向き

防風フェンスの設置に当り最も重要な要素は風向きです。理想的には風を防ぐ方向に対し直角に設置しなければなりません。

降雪期に観察して得た風向き、風速、地形などの知識は風の通り道を確定するのに役立ちます。


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